還元型コエンザイムQ10と酸化型コエンザイムQ10の違い

抗酸化作用や血行をよくする効果、疲労回復効果などを持つと言われているコエンザイムQ10ですが、その効果を発揮するのは還元型コエンザイムQ10です。
わたしたちの体内にもともと存在しているタイプは還元型コエンザイムQ10なのですが、
サプリメントにおいては酸化型と呼ばれるタイプがほとんどだったのです。

酸化型ではコエンザイムQ10本来の効果を発揮することはできません。
酸化型は体内に入って還元型に変換され、作用しているのです。

しかし、還元型に変化する力は加齢とともに弱くなっていきます。
そのため、40歳以降の人は還元型を摂取する必要があるのです。

また、酸化型は全てが還元型に変換されるわけではなく、一部しか変換されない場合もあります。
コエンザイムQ10の効果を期待するなら、還元型を摂取することです。
現在でこそ、還元型コエンザイムQ10のサプリメントが登場してきていますが、従来は酸化型と呼ばれるものばかりでした。

還元型コエンザイムQ10の開発に初めて成功したのは日本です。
現在ではさまざまなメーカーから還元型のサプリメントが出ています。
しかし、コエンザイムの含有量や価格もいろいろ。
全体的に価格は少し高めです。
その中で自分に合ったコエンザイムQ10のサプリメントを選びましょう。